7月20日(水)22:00から日本テレビ系列で『家庭教師のトラコ』が始まります。
主演は橋本愛さん、脚本がヒットメーカーの遊川和彦さんオリジナル作ということで、この夏クールのドラマの中では注目度が高いようです。
この記事では『家庭教師のトラコ』のあらすじや、キャスト相関図など現在までに公開されている情報のご紹介と、それを基にどんなドラマなのか、コンセプトを考察してみたいと思います。
家庭教師のトラコ 第1話あらすじ
これは受験ドラマではない!
子供の年齢も生活レベルも全く違うが、「自分の子供を志望校に合格させたい」という共通の願いを持つ3人の母親。
一方、親には言えない深刻な問題を抱える子供たち。
謎の家庭教師・トラコが、3人の母親とその子供たちに教える、勉強より大切なこと。
それは、人生を変える「正しいお金の使い方」。
新聞記者の中村真希(美村里江)は、一人娘・知恵(加藤柚凪)の将来を案じ、なんとかして有名私立小学校に合格させようと躍起。
おもちゃメーカーに勤める夫・朔太郎(細田善彦)の非協力的な態度にイライラが募るばかり。
そんな真希の元に1通のメールが届く。
『どんな志望校も合格率100%!しかも授業料はそちらが決める!』。
メールの主は、伝説の家庭教師・根津寅子(橋本愛)。
高卒でコスプレが趣味で不愛想…保護者とのやり取りは東大出身の秘書・福田福多(中村蒼)にすべて任せきり。
しかし、どんな生徒も必ず第1志望に合格させる。
そんなトラコの授業を受けるためには3つの条件があった。
『教育方針には口を出さない』
『授業中は部屋を覗かない』
『授業の日はお宅に泊めていただきます』
一体何者…!? いぶかしがりながらも契約を結ぶ真希。
同じ頃、息子を東大に合格させたい上から目線の上原里美(鈴木保奈美)、中学受験を控えた息子を女手一つで育てる定食屋の店主・下山智代(板谷由夏)も、トラコと契約していた。
迎えた授業初日、トラコはメリーポピンズのような姿で真希の家にやってくる。
真希から授業料1万円を受け取り、知恵と2人きりになったトラコは、
「あなたは何を知りたいの?」と知恵に尋ねる。
「なんで、知恵はお受験しなきゃいけないの?」
と答える知恵に対し、トラコは
「知恵ちゃんにとって幸せとは何かを考えてみましょう。この1万円を使って」
と知恵に授業料の1万円札を渡してしまう。
2人が何をしているのか、気になる真希に知恵は「口出しはしない!」とトラコの真似ではぐらかす。
その夜中村家に泊まったトラコは、真希に対して食費の無駄を厳しく指摘する。
一方、里美の家にやってきたトラコは、打って変わって妖しい美人教師の姿。
さらに智代の家には熱血教師の姿で現れる。
そして日曜日になると、たまった洗濯物を持って福多のマンションに転がり込み、たらふくご飯を食べて、また次の家庭に向かうのだった…。
再び中村家にやってきたトラコ。
知恵が考えた1万円の使い道は、おもちゃを好きなだけ買うことだった。
しかし、そのせいで真希にひどく怒られてしまった知恵は、
「今度は両親を喜ばせたいから、もう1回、1万円くれる?」
とトラコにお願いする。
そんな知恵を、トラコはまさかの課外授業に連れ回して――
トラコはなぜお金に執着するのか?真の目的は?
”家庭の教師”、トラコの授業がついに幕を開ける――!!
第1話の注目シーン
「家庭教師のトラコ」のホームページでは第1話の予告動画が見られるのですが、そこで6歳の知恵ちゃん(加藤柚凪ちゃん)が最初の1万円を使ってトラコと一緒におもちゃを買うシーンがあるのですが、それがもう既にかわいいんですよ!
放送後はTwitterトレンドに上がってくること間違い無しです!
あと知恵ちゃんと一緒にジェットコースターに乗るトラコの無表情とか、楽しみなシーンがたくさんありそうです!
家庭教師のトラコ キャスト相関図
トラコ楽しみ☺️#家庭教師のトラコ#橋本愛#相関図 pic.twitter.com/3oXd8V8vja
— いかのすけ (@ikanosuke1205) July 5, 2022
家庭教師の根津寅子(橋本愛)が3人の生徒…ではなく、3つの家庭(中村家、下山家、上原家)を代わる代わる指導していく、というのが大枠のようですね。
トラコは「家庭教師」ではなく、「家庭の教師」なので、本当の指導を受けるのは3つの家庭の母親達。
トラコと3人の母親達とのやり取り、そして家庭が変わっていく様が物語の軸となりそうです。
本当の主役は3人の母親?
そしてトラコの指導方針に振り回されながらも、少しずつ本当に大切なものに気づきはじめる(であろう)母親達というのがトラコよりも主役になってきそうですね。
美村里江(旧ミムラ)さん、板谷由夏さん、鈴木保奈美さん。
いずれも主役級のネームバリューがあり、しっかりとしたキャリアを持った俳優さんばかり。
鈴木保奈美さんなんてもうレジェンドですからね。
この3人の演技にも注目です!
家庭教師のトラコ イメージビジュアル
First up is Kateikyoshi no Torako starring Hashimoto Ai which has released its visual poster. There are three type of visual. A Close-up, Standing figure and Sittting figure.
All poster have sub title [Japanese, Math, Science, and Money].#家庭教師のトラコ #橋本愛 pic.twitter.com/v35o68EeZV
— Japan Entertainment News (@nihonentnews) June 27, 2022
今現在公開になっているのは、こちらのメリーポピンズ風のビジュアルだけです。
ポスターに小さく「国語、算数、理科、お金。」というコピー。
そして持っているトランクからは入りきれないお金が見えてます。
トラコのコスプレも注目ポイント
あらすじで「美人教師の姿」、「熱血教師の姿」と出てはいますが、ホームページ上でも、その格好はまだ非公開になっています。
「コスプレが趣味」という設定なので、毎回のコスプレ衣装やビジュアルというのもこのドラマの見所になりそうですね。
家庭教師のトラコの気になるポイント
現在まで公開されている情報でちょこっと気になるところがあります。
ドラマ名が気になる
まずこのドラマのタイトル、『家庭教師のトラコ』ですが、気づく人はすぐ気づくと思いますが、僕は鈍い方みたいで全然気づかなかったんです。
この記事を書く前にドラマのことを調べようと、検索エンジンの検索窓に”家庭教師”と入力した際、サジェストワードで最初に出てきたのは”家庭教師のトラコ”だったんですが、その下に”家庭教師のトライ”って出てきて、「あっ、そういうことか」と初めて気づきました。
上下でその2つが並んだ感じと自分の鈍感さに、少し笑ってしまいました。
大ヒットした『家政婦のミタ』も同じパターンのタイトルですよね。
ちなみにこのドラマも、トラコと同じ遊川和彦さんのオリジナル脚本です。
なのでタイトルがもう遊川ワールドの入り口なんですね。
ドラマに詳しい人がタイトル見たら「遊川さんのドラマか」と一発で気づきそうですね。
心配なのは「内容までミタと一緒じゃん…」てならなければいいなと思います。
トラコの名前が気になる
トラコの名前は、上記のようにタイトル先行で決められたものだと思いますが、
気になるのは漢字の名前の方です。
トラコのフルネームは「根津寅子」。
「寅」っていう漢字が、あの方と同じなんですよ。
あの方とは、映画「男はつらいよ」の主人公、寅さんこと車寅次郎。
そういえば、オリジナルのメリーポピンズが使っていたのはトランクではなくてボストンバッグで、寅さんが使っていたのはトランクだったな〜ってのもあり、この先のエピソードで「寅さん」コスプレやったりするのかな〜、とか予想してます。
3家族の名前が気になる
トラコの指導を受ける3つの家族の名字を並べてみると、
・中村
・下山
・上原
『上・中・下』になってますね!
各家庭のストーリー上の経済状況のことかな?と思います。
こんな遊びも遊川ワールド?なんですかね?
でもストーリーにはあんまり関係無いと思います。
気づいたからただ言いたかっただけです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ドラマのタイトルからは全く想定できませんでしたが、お金を中心としたお話のようです。
いちドラマとしてももちろん楽しみですが、子供にも見せてあげたら経済的リテラシーが高まるかもしれないですね。
そして、少しファンタジー要素があり、ぶっ飛んだトラコのキャラクターが橋本愛さんにぴったりな感じがします。
放送開始が7月20日でまだ日がありますが、楽しみに待ちたいと思います。
最後まで読んで頂き、本当にありがとうございました!
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