赤いナースコールの第1話はすべてが謎や伏線だらけ!情報まとめ!

赤いナースコール第1話 ドラマ

赤いナースコール(通称赤ナス)の第1話が7月11日に放送されました。
初回からなかなかの衝撃展開でした!

今作は秋元康さん企画・オリジナル脚本のミステリー&ノンストップラブサスペンスとのことで、謎が謎を呼ぶ考察系ドラマみたいですね!

全ての情報が伏線となり、ヒントとなりそうな予感がするので、第1話で明らかになった情報をまとめてみましたので、是非ご覧下さい!

赤いナースコール第1話 序盤ネタバレ

ここから第1話の序盤導入部分のネタバレとなりますので、まだご覧になられていない方はご注意下さい。

山中のドライブ中の事故

第1話の始まりは、車で山道を走るシーンから。

春野翔太郎(佐藤勝利)と婚約者の三森アリサ(福本莉子)は、アリサの両親に挨拶へ行く為に山道を車で走っていた。

事前に考えた挨拶の内容を車内で練習する翔太郎。
運転するアリサはまだ免許取り立ての初心者。
カーブの先、道の真ん中に突然ヤギが現れ、アリサは急ブレーキ!
驚いて走り去るでもなく、車を一瞥しながら立ち去るヤギ。

「運転換わろうか?」と申し出る翔太郎に、莉子は「翔太郎は徹夜明けでしょう?」と気遣いつつ運転を続ける。

翔太郎は”新進気鋭の脚本家”として仕事が波に乗っているらしく、忙しそう。

「まだ結婚もしてないのにこんなところで死にたくない」、「死ぬまで一緒にいたい」、なんてことを言っていると、今度はカーブでセンターラインを超え突っ込んでくる大型トラック!
さすがに避けきれず、車はガードレールに突っ込み…。

翔太郎が病院へ担ぎ込まれるシーン。
意識がもうろうとしながらも自分が運ばれているのは認識しているような描写です。

目を覚ました病室にて

翔太郎が担ぎ込まれた病院の相部屋で目を覚ます。

意識が覚醒したところで看護師の姿が見える。
「ここは?」と聞く翔太郎に「三途の川の、こっち側。渡らなくて良かったですね」と、縁起でもない言い方をする看護師の名は、山根ミク(キャスト:ベッキー)。

アリサのことを案ずる翔太郎に「一命は取り留めましたよ。ただ…。後ほど先生からお話があると思います。」と明らかに不安になる言い方をする。

アリサの病室のシーン。
相部屋ではなく個室で、まだ目を覚ましていない。
酸素マスクを付けて、顔の右目から上を包帯でガチガチに巻かれています。

再び翔太郎の部屋で今度は担当医が診察中。
名前は石原佑二(キャスト:板尾創路)。
翔太郎に施した手術の内容を説明するも、またもアリサを案ずる翔太郎に困惑の表情を浮かべ、看護師の山根に耳打ちされ「大丈夫でしょう」とはがらかすような言い方。

アリサのことを聞かれた山根と石原の態度、言い方から、明らかに隠し事をしているのが分かります。

テロップ付きの情報

ここからこのドラマの情報がテロップ付きで徐々に出てきます。
わざわざテロップで出すということは、大事な情報ではないかなと素人ながらに思います。
※以下で太赤字になっている部分がテロップで出た内容です。

まず翔太郎たちが入院しているのは
榎木田記念病院 第一病棟 313号室」。

そしてそこには先に5人の男性が入院していました。
以下では登場時のテロップの内容と、その特徴をお伝えします。
テロップは、氏名 症状 入院期間 となっています。

津田八郎 腎機能障害 6ヶ月
競馬新聞を読んでいます。
翔太郎の隣のベッドで、一番最初に声をかけてくれました。
人の症状にやけに詳しく、「辛いのは、ギブスの内側がかゆくなる」と動けないことへの恐怖を少し煽るようなことを言います。
313号室の中で入院期間が一番長く、ベテラン感があります。
「囚人みたいなものかな」と「ここに無理矢理入れられてる」ようなニュアンスのとこを言います。
(キャスト:山本浩司)
下塚半太 眼窩底骨折、肋骨骨折 2ヶ月
薄ら笑いを浮かべながらパズルをやっています。
気持ち悪いキャラです。
(キャスト:大水洋介(ラバーガール))
松井時雄 腫瘍マーカーが高い 3週間
パソコンを打っていますが、ワープロ代わりにして写経を打っているようです。
感じ悪いです。
(キャスト:木村了)
後藤田健斗 肝硬変 4ヶ月
漢字ドリルらしきもので勉強しています。
翔太郎を色々心配してくれており、313号室の中では社会性があるタイプです。
(キャスト:森田甘路)
滝中良一 椎間板ヘルニア 3か月
握力を鍛えたり、肩を器具で揉んだりしています。
左耳にピアスがついています。
もうすぐ退院の予定です。
翔太郎がアリサに会いに行くのを手伝ってくれますが…。

普段は長距離トラックの運転手で、「腰の手術はすぐに終わる」と言われていたが、病院からは支離滅裂な説明ばかりで3ヶ月も入院させられた、と嘆いていました。
本人の入院中、奥さんがコンビニで働いてくれていると翔太郎に話しいました。(キャスト:橋本淳)

以上がテロップ付きで紹介された同部屋の人たちで、春野翔太郎を入れて6人の相部屋となります。

第1話の中に残った疑問

ここからは第1話の中で感じた疑問を挙げていきたいと思います。

なぜナースコールを押してほしくない?

翔太郎のスマホが見つからず、どこにあるか聞く為にナースコールを押そうとしたその時に、「押すんですか?ナースコール」と止められる。
特に後藤田は「連絡が取りたいなら自分が代わりに取る」とまで言い出す。
松井が「あんたがそうしたいんならそうすりゃいいんじゃないの!」と怒気を含んだ言い方をする。
滝中が「いや、別に押してもいいけど。」と落ち着いて言い放つ。
津田が「好きにさせてやれよ、まだこんな時間だし。」と興味無さそう。
下塚が「どうぞどうぞ、ほら、早く。」と気持ち悪く促す。

このやり取りを見て読み取れるのは、ナースコールを押す時間によっては、押した人とは別の誰かにイヤなことが起こる、ということでしょうか。

最期は翔太郎がボタンを押して、オープニングに流れます。

山根はなぜ呼ばれたあとうんざり顔?

翔太郎が押したナースコールに山根が応じた際、「パッ!どうされました?」と最初は対応が良かったものの、ナースコールの特別なルールがあるのか聞かれ、「特になにもありませんよ。必要な時はいつでも呼んで下さい」と言って引き返す時にうんざりした顔をしながら、他の患者達を一瞥します。

この態度に吹き出しで台詞を付けるとすれば、「コイツら余計なこと言いやがって…」か、若しくは「また仕事増やしやがって…」というところでしょうか。

アリサはなぜ個室で院長対応?

翔太郎が6人の相部屋なのに対して、アリサがいるのはお高そうな個室。
そこに応対しているのは榎木田院長(キャスト:鹿賀丈史)。

アリサのケガがそれほどひどい、というのも分かりますが、別の事情があり、特別対応なのではないか?というのは容易に想像つきますね。

アリサはなぜ翔太郎に会いたくない?

院長から翔太郎が会いたがっていることを告げられると、アリサは首を横に振る。
本来であればお互いの無事を確かめて安心したいところのはずですが、なぜか会いたくないというアリサ。
傷ついた自分の顔を見られたくないという思いだけでしょうか?

翔太郎のスマホはどこに消えていた?

車の中で使っていたはずのスマホが見つからず、警察に聞いても預かっていないとのこと、完全に行方不明になっていますが、第1話の最期にとんでもないところから見つかります。

事故から見つかるまで、翔太郎のスマホは誰が持っていてどこにあったのか。
今の所全く謎です。

西垣はなぜ21歳の設定?

看護師の山根から、夜間担当の西垣(キャスト:浅田美代子)が「21歳の新人看護師」として紹介されます。
明らかに21歳ではない見た目に翔太郎はなんと言っていいか分からない様子。
病室の全員が見た目と年齢の乖離には気づいている。
しかし先輩看護師である山根は西垣が21歳であるのを全く疑っていない。

病院側の人間と患者側とで見え方が違うのでしょうか?

後藤田はなぜ情報通?

「アリサさんは3号棟の4階の個室にいるそうですよ。」と後藤田が翔太郎に教える。
どうしてそれを知っているのか聞かれると、風呂に言った際に院長と西垣が話しているのを小耳に挟んだ、という。

欲しい情報を与えてくれていると取れますが、誘導しているようでもあります。

アリサの部屋にはなぜ老婆が?

「3号棟の4階の個室」という情報はあったものの、部屋番号まではわからなかった。開いている個室を覗くと貞子風の人がいたり、猿のおもちゃを仕掛ける子どもの患者がいたりしますが、「417号室 三森アリサ」の表札を見つけます。

しかしベッドにいたのは全く別人の老婆でした。
翔太郎はもう一度表札を見ますが、ちゃんとアリサの名前があります。

413号室からのナースコールは誰から?

驚いて417号室を出た翔太郎は、ナースステーションに向かいます。
しかしそこには誰もおらず、すると413号室からのナースコールが鳴り響きます。
そこはさっきドアが開いていて貞子風の人がいた部屋です。

「413号室」はこの先鍵になりそうですね。
それに部屋番号を使ったトリックもありそうです。

そして無人のナースステーションで、翔太郎は何者かに後ろから殴られて気絶します。

アリサはなぜ翔太郎を埋めようとしていた?

気絶した翔太郎は夢を見ます。
それは自分が土の穴の中に横たわり、その上から土をかけられ、まさに生き埋めにされようとしていました。
そして生き埋めにしようとしているのは、アリサです。

なぜこんなことをするのか問う翔太郎にアリサは、
「うちのお父さんにちゃんと挨拶できなかったでしょう?」
と言って更に土をかけたところで翔太郎の目が覚めます。

このシーンだと、少なくともアリサの心は翔太郎から離れてしまったというのは分かる描写ですね。
だとしても生き埋めにはしないだろうとは思いますが。

会えないことで、翔太郎の中でアリサが「得体の知れない別の存在」に変わってしまっているような気がします。

山根が滝中について言った言葉の意味とは?

翔太郎が悪夢で飛び起きると、滝中のベッドは片付けられており、既に退院していったという。
病室の他の者に聞いても特に挨拶は無かったそう。

翔太郎が「奥さんは?」と聞くと、隣の津田は「あいつ結婚してたの?一回もお見舞いに来なかったけど」というやり取りの後に、看護師の山根が、「滝中さんが仰っていたことと、実際のことは、ちょっと違う点がありますね」と言う。

滝中が何かウソをついていた、というような言い方ですが、「仰っていたこと」というのが何を指しているのかが気になります。

滝中はなぜあのような最期を遂げた?

刑事の工藤が病室に押し掛けてきて、「見つかりました?あなたのスマホ」と聞くので、翔太郎の番号にかけてみると、ベッドの下から着信音が鳴る。
工藤がスマホを取ろうとすると、そこには翔太郎のスマホを握ったまま絶命したいる滝中が!
そしてその滝中の遺体には下半身が無かった!

ラストが衝撃過ぎますね。

病院の外の猟奇殺人事件が、病院の中でも発生してしまいました。
退院予定の人が退院当日に遺体で見つかるというのは、「結局ここは生きて出られない病院なのか?」という示唆でもあるかと思います。

また、腰を患っていた滝中が下半身バッサリいかれているというのは、「患部=切り取られる」というルールなのかもしれません。

伏線になりそうなポイント

後々伏線になりそうな気になるポイントを挙げていきたいと思います。
全くどうでもいい関係無いポイントになる可能性大ですが。

事故に合う直前の翔太郎の台詞

一生添い遂げるというアリサに、じゃあどっちが先に死ぬんだろうねという話をして、翔太郎が「じゃあ一緒に…」と言いかけたところで例の事故に遭遇しました。

「じゃあ一緒に」という言葉の先はなんだったんでしょうか?

工藤刑事の派手な格好

一貫して派手なアロハシャツにハンチング帽という出で立ちです。
ただのキャラ付けなのか別の意味があるのか、気になります。

工藤刑事の缶コーヒーと小銭の無心

工藤刑事は缶コーヒーに目が無いみたいで、病院で翔太郎に話を聞いたあと、同僚の加藤刑事(キャスト:堀口紗奈)に「小銭」といって缶コーヒー代を出させます。

捜査には命懸けてるけど、それ以外は極めてルーズ、という設定かなと思います。

工藤刑事の缶捨てシーン

警察署で残業しているときシーンで、加藤から差し入れされた缶コーヒーを飲み終えた工藤が後ろにあるゴミ箱に空き缶をノールックで投げ入れるシーンがありました。

この缶投げはこの先も続くのか、続いたとしたら何を意味しているのか、気になります。

翔太郎のスマホに恐竜のステッカー

翔太郎のスマホには恐竜のステッカーが張ってありますが、ちょっとセンスが幼稚というか、子どもっぽ過ぎやしないか?というのが気になります。

ストーリーと関係無ければ特に貼る必要無いですからね。

筋弛緩剤の話

翔太郎が滝中に頼んでアリサに会いに行くシーンで、エレベーターから降りてきた医師の石原と看護師の西垣が「筋弛緩剤をギリギリまで投与」、「回診の間に呼吸が止まるのはよくあること」など話しています。

まるで事故に見せかけて誰かを殺そうとしているような会話です。

ただ、今の所石原も西垣も存在が怪しすぎるので、分かり易く視聴者のミスリードを狙っているのでは?と勘ぐってみました。

最期のシーンで後藤田が読んでいた本のタイトル

耽美な誘い

「耽美な誘惑(たんびなゆうわく)」というタイトルの本を読んでいます。

なんかエロチックなタイトルですね。
しかもしっかり見えるように持ってますね。

この後藤田という人はちょっと情報がチグハグなんですよね。

肝硬変で入院している⇒酒の飲み過ぎ、大人の病気
漢字の勉強をしている⇒小学生か
エロチックなタイトルの本を読んでる⇒おっさんか

アリサに会いに行くも会えなかった事件の引き金にもなっているので、
個人的には現在怪しいランキングトップです。

物語の行方を少し考察

今回のドラマでは日付や時間の紹介が全くありませんでした。
ということはアリバイなどが細かく関係するようなミステリーでは無いのではないかと思われます。

若しくは、「西垣が21歳」「アリサの部屋に老婆」などから、時間軸が歪んでいるタイプの物語かもしれません。

ただ、病室の部屋番号を使ったトリックがこの先ある、と勝手に予想します。

翔太郎を背後から襲ったのは誰か

無人のナースステーションで翔太郎が背後から殴られるシーンがありましたが、直接手を下す人物が出てくるのは第1話ではそこだけなんです。

それが誰なのか考えてみると、

1、看護師の山根:夜間は西垣と代わるので、アリバイが無い。

2、滝中:直前に翔太郎の前から姿を消した。(その後自身も殺される)

3、後藤田:翔太郎に場所の情報を与えたので、そこに行くのが分かる。

このように考察してみましたが、もちろんこの人たちは手を下しただけで、黒幕は別にいる、と考えた方が自然でしょう。
滝中とかは特に。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

第1話というのもあり、かなり長々と書いてしまいましたが、まだまだ話の始まりなので、これからゆっくりと色んな情報が出てきて、ますます考察が楽しくなりそうですね!
一緒に謎解きしながらドラマを楽しんでいきましょう!

最期まで読んで頂き、本当にありがとうございました!

 

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