2019年に公開され大ヒットした、ホアキン・フェニックス主演の『JOKER』が、このほど続編製作が正式決定したというニュースが明らかになりました。
同時にタイトルが発表され、それにより映画の内容を考察し読み解く記事が出てきているので、まとめてみたいと思います。
映画『JOKER』続編のタイトル
このほど発表された続編のタイトルは
『Joker: Folie à Deux(原題)』
というものです。
読み方は「ジョーカー:フォリアドゥ」
後半部分の「フォリアドゥ」とはフランス語で「感応精神病」という意味です。
では「感応精神病」とはなんでしょうか。
”ある患者が発端となって、その精神症状が複数の人々に同一の形であらわれる状態を指す”とあります。
精神状態が伝染するということであれば、日本では「集団ヒステリー」という表現がなじみがあるのかなと思います。
また別の記事では「フォリアドゥ」を「共有された狂気」と訳しているものもありますが、ほとんど同じ意味ですね。
『JOKER』続編のタイトルから推測できる内容
『Joker: Folie à Deux(原題)』
このタイトルから推測されている内容が、「”発端となる患者”がジョーカーだとして、それに”影響される患者”として別のキャラクターが登場するのではないか?」ということが囁かれています。
とすれば、まず第一に考えられるのがジョーカーの宿敵であるバットマンですが、ジョーカーと一緒に「狂う」(フォリアドゥ)ということはまず考えられないので、除外できると思います。
そして第二に考えられるのが、ジョーカーの恋人であるハーレ・クインです。
『JOKER』続編に登場する新たなキャストは?
そして速報として飛び出したのが『Joker: Folie à Deux』への出演オファーを出している相手としてレディ・ガガの名前が挙がっています。
この報道については、まだ出演交渉中であり正式決定では無いようですが、この名前が出たことにより、新キャストの役についてはハーレ・クインが決定的なようですね。
『JOKER』続編の内容は
映画自体の脚本は完成しているようですが、具体的なストーリーは判明していません。
決定項として報道されているのは、続編はミュージカルになるとのことです。
これは第1作目からはかなり大きな転換になりますね。
思えば1作目でも、ジョーカーへと変貌する前の主人公アーサーが覚醒するような要所で、独創的なダンスを踊るシーンがありました。
(完全にジョーカーへと覚醒しきった後の階段を踊りながら降りるシーンは鳥肌が立ちました。)
続編ではそこを強調してミュージカルまで持って行こうということでしょうか。
ミュージカルへの転換は大人の事情?
前作はジョーカーというある種ファンタジーな存在が、貧困や絶望というリアリティーのある世界の中から誕生したという物語だったと思っています。
またそのリアリティーのある描き方が共感を読んで大ヒットに繋がったと個人的には思っています。
それがまたミュージカルという非日常的な世界観に飛んでしまうのは、前作のファンから総スカンを食らってしまうリスクがあるのではと心配してしまいます。
しかしそれでもミュージカルにする必要があるのは、やはり製作上の必要性があってどうしてもそうせざるを得ないのでは?
例えばそれがレディ・ガガサイドからの要望であるとか。
そういった大人の事情も絡んでいるのでは?
と勘ぐって見てしまいました。
レディ・ガガとしても期待の高い大作に出るのであれば、歌手である自らの魅力を最大限に出したいというのはありますよね。
そして作品側からしても、続編でこける訳にはいかないので、なにか前作とは違うビッグトピックが欲しい。
大ヒットした前作を単に踏襲しただけの内容だと、観客を全て呼び戻すには心もとないという思いもあったのでは?と推測します。
まとめ
以上が現在わかっている続編についての情報と、個人的な推察になります。
続報が入り次第情報を更新する予定です。
『JOKER』というビッグネームの続編ですので、否が応でも期待が高まります。
どんな予想も軽く超えてくれるような作品になるでしょう。
一緒に期待して待ちましょう!
最後まで読んで頂き、本当にありがとうございました!
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