ポールジョージのバッシュPG4!サイズ感と斬新なデザインをレビュー

スニーカー

NBA ロサンゼルスクリッパーズ所属のオールスタープレーヤーである「ポール・ジョージ」
NIKE契約選手である彼の足元を支えるのは自らのシグネチャーである「NIKE PG」シリーズ。
今回の記事はポール・ジョージの4代目シグネチャーモデルである「NIKE PG4」をセカンドストリートで購入しましたので、見た目とサイズ感を味わいながらレビューしていきたいと思います。

NIKE PG4のデザインの特徴

NIKE PG4
White × Navy × Red
製造はベトナム製。
サイズは27.5cm

デザインの特徴をいくつか挙げてみましょう。

ジッパーシュラウド

このモデルの最大の特徴といえば、トップに配置されたファスナーですよね。
「ジッパーシュラウド」と言う構造だそうです。
ジッパーだけでフィットさせるかというと勿論そうではなく、開けた下にシューレースが装着されています。

内足側のデザイン

そしてデザイン上のもう一つ特徴が、内足側の部分。
トップのファスナーより内側がガッツリ配色メッシュになっており、内側のシューレースが透けて覗くデザインになってるんですね〜。
アシュラ男爵みたいな。
外足側は割とオーソドックスなデザインなのに対して内側がかなり攻めた仕上がりで、なかなか好き嫌いが分かれそうなポイントです。
筆者はというと、正直少し苦手なデザインですね。
自分も40オーバーのベテランなのでそこらへんは保守的です。
しかし、外側のオーソドックス感と合わせるとアリかも、とも思います。

補強パーツ

あと地味なポイントですが、個人的に好きなのがスウッシュ横に配置された丸みのある三角形の配色パーツです。横足でストップした時に一番負荷がかかる部分で、同じバッシュを使い続けると最初に破れてくる部分なので、そこを補強するためのパーツのようです。

これがあるおかげでアッパーのデザインが間延びしないというか、のっぺりした印象になってないですね。

ベテランのバッシュ好きの方なら覚えてらっしゃる方もいるかと思いますが、’92年のNIKE FLIGHTシリーズの名作「AIR MAESTRO(エアマエストロ)」を彷彿とさせます。

後足側のデザイン

後足側は配色の合皮にポール・ジョージのサインが刺繍されています。
このあたりはコービーシリーズからインスパイアされているのでは?と予想しております。

心配な点

ジッパーシュラウドという構造ですが、バスケの実戦で使った場合の耐久性はどうなんでしょうか。
ご存知の通りバスケットボールというのは走る、止まる、飛ぶという動きの激しいスポーツです。
全速力で走ってグリップを効かせて急ストップ、という動きでジッパーが弾けてしまわないかというのが心配な点です。

調べたところ、プレーした時のレビューを上げられている方も多数いらっしゃいますが、まだジッパーが壊れたというレビューは無いようです。

PG4のサイズ感

このバッシュを買ったのは、バスケ実戦用のバッシュとして履きたいと思ったからです。リリースされた時から存在は知っており、「これはもし買えたら実戦用で欲しいな〜」と思っておりました。
そしたらよくパトロールするセカンドストリートのお店に履けるサイズが置いてあるもんだから、試着しまくりました。

今回買えたサイズは27.5cmで、筆者の足の実寸は26cm弱。
実戦用だとしても今までであれば余裕のあるサイズのはず。
でもこのPG4に関しては本当にギリギリです。
最初に試着した時はジッパー下のシューレースをしっかり締めずに履いたのですが、そうするとジッパーが上まであがらない…。
「こいつはサイズ的に縁が無かったんだな」と思って一度は諦めました。
しかし諦めきれず、別の日に今度はしっかり締めてみるとジッパーがあがりました。

シューレースの上にジッパーシュラウドという二重構造のため、通常構造のモデルよりかなりキツめのサイズ感です。
甲高の人には厳しいと思われます。
調べてみると、ポールジョージ自身がバッシュに望む機能としては足とシューズの一体感(フィット感)であり、シューズの中の遊びを無くしたいという希望があるので、納得といえば納得のサイズ感です。

かかと〜アキレス腱にかけては、バッシュと足の隙間を埋めるように、かなり厚めにクッションが入れられています。
フィット感を高めるための本気度が伝わる作りです。

筆者が今まで実戦用に買ってきたバッシュは26.5cmなので、このモデルに関してはフルサイズ(1cm)アップをオススメします。
そしてもっと言うならば、試着は必須です。
実戦用のバッシュを試着せずに買うという人もそんなにいないとは思いますが、このモデルについては絶対に試着した方がいいです。

ちなみにシューレースの結び目は外に出せる構造になっており、出すとジッパーは閉まるのですが、入れた状態だとジッパーがシューレースを噛んだりして閉まりづらいです。

ポール・ジョージ

今更ですが、シグネチャーの主であるポール・ジョージについてもご紹介致します。

2010年のドラフト1巡目全体10位でインディアナペイサーズに指名されてNBA入り。シューティングガード(2番)、スモールフォワード(3番)ポジションをこなす、いわゆる点取屋タイプのプレーヤーですが、ディフェンス面での評価も高く、「リーグ屈指の2WAYプレーヤー」とも言われています。

ペイサーズ時代に、レブロン・ジェームズ率いるマイアミヒートをプレーオフで苦しめたことをきっかけに、スター選手へと成長していきます。

それとダンクコンテストでも無い試合中に見せてくれた360°+ウィンドミルダンクもポール・ジョージの代名詞的ハイライトプレーであり、「ダンクオブザイヤー」に選ばれていたと思います。
そういう華々しさや見せ場をしっかり演じられるスター性のある選手です。

細身でウィングスパンが長く、過去で言うとアンファニー(ペニー)・ハーダウェイや、トレイシー・マグレディーを彷彿とさせる体格とプレースタイルです。ただこの2選手で共通するのは、初期は華々しい活躍を見せるものの、後半はケガがちで栄光には手が届かぬまま引退、というキャリア。

実際にチームUSAの練習中に着地に失敗し、右足を解放骨折するという重傷を負いました。このケガは映像で見ると結構キツいです。
足が関節でも無いところからあらぬ方向に曲がってしまっていました。

しかしポール・ジョージはこの大ケガからパワーアップして復帰し、翌年にはMVP候補に選ばれるほどの活躍を見せました。

スコアリング能力、スター性、ケガに屈しないタフさ、加えてリーグ屈指の甘いマスクを兼ね備えたポール・ジョージは選手としての価値を飛躍的に上げて、契約するNIKEからもシグネチャーモデルを出すなど、スーパースターとしての地位を確固たるものとしました。

現在はクリッパーズで、同じくスーパースターであるカワイ・レナードと共に優勝を狙っています。

ポール・ジョージのPG4の履き方

そんなポール・ジョージがPG4を実際に着用している画像はこちら!

https://8469sneakers.comより引用

ジッパー開いてるやん…。
フィット感はどこいった?

まあいいです。自分も履く時がきたら開けて履いてみよ。

まとめ

今回は筆者が実戦未使用ということで、詳しい着用感レビューとはいかなかったのですが、サイズ感とデザインについてご紹介致しました。

もし購入を検討されている方にアドバイスするならば、
・通常サイズよりフルサイズ(1cm)アップがオススメ
・試着してから買う方がもっとオススメ
でした。

また、今現在NBAはプレーオフシーズンまっただ中です。
ポール・ジョージのクリッパーズはプレーオフ進出ならなかったのですが、優勝争いは最も面白い時期に入って行きますので、是非見てみて下さい。

最後まで読んで頂き、本当にありがとうございました!

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