リーボックの定番スニーカーというとやっぱりポンプフューリーですが、裏定番と呼ばれているスニーカーが有るのはご存知ですか？
実はポンプフューリーよりも長い歴史がありながら、その地味さゆえ一般にはあまりなじみの無い「Club C（クラブシー）」というモデルがあるのです。
しかしその裏定番の、更に変化球モデルである「Club C STOMPER」をまたも格安で発見しました。
裏定番の変化球ってどういうこと？ご紹介したいと思います。
Club Cとはどんなスニーカー？
Reebok公式サイトより引用
現在アパレル業界をはじめオシャレ界隈の方々に最も支持されている、今一番アツいスニーカーといえばコレ、「Reebok Club C」というモデルです。
実にシンプルな見た目で、どんなコーディネートにも合いそうですよね。
様々なブランドとのコラボレーションモデルが多いです。
パリのモードブランドである「メゾンマルジェラ」、
日本のセレクトショップ「1LDK」、
同じくセレクトショップの最大手である「BEAMS」など、
いずれも感度の高い層から支持されています。
その使い勝手の良さからストリートファッション層からの支持も厚いです。
簡単な歴史
正式名称は「Reebok Club C 85」といい、その名の通り1985年に誕生していますので、今年で37年の歴史をもつモデルです。
70年代〜80年代のテニスブームの中、テニス専用モデルとして発売され、当時は「Club Champion」という名前でした。
なのでお尻の「C」はチャンピオンのCなんですね。
また当時からテニスシューズでありながら、タウンユースとしても人気があったようです。
STOMPERってナニ？
Club Cはわかったけど、じゃあSTOMPERとは？
その答えは映画「エイリアン２」の劇中で、シガニーウィーバー演じるエレンリプリーが履いていたリーボック製のシューズ、「ALIEN STOMPER」からきています。
この映画用にリーボックが制作したモデルです。
映画の公開が1986年なので、「未来の宇宙船内で履く靴」というコンセプトなんだけど、36年前にデザインされたというのも納得な、時代感を感じさせる大胆なデザインになっていますね。
このエイリアンスタンパーの甲の部分にあるベリベリ（ベルクロストラップ）デザインが今回取り入れられているようです。
２つのモデルが融合したフュージョンモデル
今回発見したClub C STOMPERは、名は体を表すと言いますか、Club CをベースにALIEN STOMPERのデザインを融合させたブランド内フュージョンモデルと言えますね。
ダサい？
にしてもなんでしょうか、このおじいちゃん感といいますか、
靴流○センターに並んでそうな、「スニーカー」というより「運動靴」と呼ぶべき存在感。
若い人たちの言葉を借りると、「いなたい」と言うんですかね。
パッと見ダサいんだけどそこが良い！みたいなね。
実物はそこまでダサくないんですよ。
きっと写真のクオリティーと汚れが足を引っ張ってるんでしょう。
なんせ990円（税込）で買ったもんで…。
今度洗ってみたレビュー記事もあげてみますね！
ディテール
ベースがCLUB Cのヴィンテージモデルなので、オフホワイトのアッパーにクリーム色のソール、そこにテニスっぽいグリーンのロゴがなんとも上品です。アッパーのレザーも柔らかくて高級感があります。
靴の内側はタオルのようなパイル地になっており、履き心地もふんわり柔らかです。
ベリベリを剥がすとシューレースの代わりにゴムバンドが縫い付けられておりフィット感を出しています。
そしてそのゴムバンドにはアッパーと同色のブランドロゴがプリントされています。芸が細かいですね！（写真が分かりづらくてすいません）
まとめ
いかがでしたでしょうか？
買っといてなんなんですけど、きっと自分もなにも知らずにこのモデルをみつけても「ダサっ。」と手を出さなかったでしょう。
「Club Cがオシャレな人たちの間でアツいらしい」という情報があるとコロッと気が変わるんだから人って不思議なもんですよね！
でも天の邪鬼な性格の筆者にはピッタリな気がする裏定番の変化球モデル、
ちゃんと洗って履いてみたいと思います。
最後まで読んで頂き、本当にありがとうございました！
コメント