スタンスミスの洗い方はどうすればいい?水洗いせずに洗ってみました

スニーカー

adidasのスタンスミスといえば、スニーカーを代表する定番モデルですよね。その真っ白な見た目は「テニスの王子様」的な清潔感そのものです。

しかし真っ白であるが故、汚れが目立つのも避けられませんね。
日々お手入れしていればいいのでしょうけど、忙しい日常の中ではなかなかそうはいきません。
かといって気合いを入れて洗うにしても、水を使うと服が濡れたり床が濡れたりで、準備と片付けだけで時間も体力も使いそう。
しかも洗ったあとのケアをしっかりしないと革がカチカチになって履けなくなりそう、というリスクも頭をよぎります。

というわけで、今回はしばらく洗えていなかったスタンスミス他スニーカー達を、水洗いしない極力カンタンな洗い方でキレイにしてみました。

今回洗うスタンスミス(Before画像)

今回洗ってみるスタンスミスはこちらの2種類です。

シューレースタイプ

こちらは約7年前に購入したガラスレザー仕様のスタンスミスです。
名前の通りガラスみたいにツルッとした風合いで、革の上に厚めにコーティング加工されているので、固くて張りがあり、水や汚れに強いので雨の日によく履いてました。
購入後、一度気合いを入れて洗ったっきりですね。

あくまで所有者の主観ですが、上の画像で見ると「汚ったな〜い」という印象でもないのかな、と思ってます。
ただ全体的なくすみと、シワに刻まれた黒い汚れは取りたいところです。

ベルクロタイプ

コレはさすがに「汚ったな〜い」ですね。
気分悪くされた方いたらごめんなさい。

約6年前に購入したベルクロタイプの「スタンスミスコンフォート」になります。

これは前者のガラスレザーとは違う「プレミアムレザー」と呼ばれる革を使用したものです。
ガラスレザーとはほぼ反対の性質の革でして、革表面の加工は薄く、柔らかくしっとりしており、水や汚れの影響をもろに受け易いです。

あまり過酷な環境では使用していなくて、雨以外の天気の時に自転車通勤で履いていました。
脱ぎ履きがラクですからね。
なのであまり歩行はしていないです。

それでもこの汚れっぷりですから、やはり日々のケアが大切ですね。

それと買ってすぐに靴用防水スプレーはかけた方が良いみたいです。
ある程度の汚れは弾いてくれます。
これから梅雨の時期に入って行きますので、必須です。

今回使用した洗剤

今回使用したのは、シューケア製品といえばのコロンブス社製のこちらです。

「スニーカーケア スプレーシャンプー」です。
Amazonで¥770くらいです。

キャップがブラシになっています。

今回は極力手間をかけたくない、水洗いしたくないという希望があったので、こちらを使用してみました。

使い方

こちらの使い方は実にカンタン。

・シューレースを外す

・シューキーパーを入れる

・フォームを靴に塗布

・ブラシで優しく擦る

・タオルでフォームを拭いてあげる

という感じです。

フォームを靴に塗布した様子がこちら。

しっかりした泡が勢いよく出てきますので、使い始めは要注意ですね。
コツとしては、フォームのノズルとスニーカーの間隔を取りすぎないこと。
間隔が広すぎると、フォームが暴れてウネウネして狙い通りの箇所に付いてくれません。

今回靴を洗いながら写真を撮るというのが難易度高すぎて作業風景の画像はこれだけです。ごめんなさい。

洗い上がり(After画像)

そして洗い上がりがこちらです。
まずはシューレースタイプの方から。

シューレースタイプ

いかがでしょうか?
Beforeがそこまで汚れが目立つ画像でもなかったので、差が分かりにくいかと思いますが、全体的なくすみ感が取れまして、清潔感は取り戻せたかなと思います。
履きジワの汚れは少し残ってはいるものの、目立たない程度には落とせました。

今回のスプレーシャンプーですが、加湿・保湿の成分が入っているので、革の乾燥と硬化を防いでくれますので、ツヤツヤです。

印象を決めるポイント

以前別の記事でもお伝えしておりましたが、
シューレースは靴の印象を決める上でとても大事なポイントです。
なので、ヒモ靴のお手入れの場合、シューレースを洗う、もしくは交換してしまう方が靴の印象をリフレッシュできると強く感じています。

またせっかくスニーカー本体をキレイに洗っても、シューレースが汚れたままだと清潔感もダダ下がりですし、更にチグハグ感も出てしまいます。

今回は少しイメージを変えたかったのもあり、洗ってキレイにした少し太めのシューレースに交換してみました。
ソールのクリーム色に合わせて、綿素材の生成り色にしています。
ここで真っ白のものだと取って付けた感が出てしまうので、ある程度靴の雰囲気や状態にあわせた方が良いです。

ベルクロタイプ

続いてベルクロタイプの洗い上がり画像がこちらです。

う〜ん、正直そこまで変わった感じはしないですね。
素材と洗剤の相性があまり良くなかったのかなぁという感想です。
それともほったらかした期間が長過ぎて汚れが素材の奥まで侵入してしまっているかもしれません。

ただBefore画像と比べるとつま先などの目立つ部分の汚れは取れました。
が、シューレースタイプとは反対にくすみが気になります。

また、パーツのエッジ部分(革の断面)の黒ズミも気になりますが、後で調べたところ、紙ヤスリで擦ると落とせるようですので、試してみてその後の画像等こちらでアップしてみたいと思います。

今回洗ったその他スニーカー達

良い機会なのでスタンスミス2種以外にも、同時に洗ってみました。

adidas SUPERSTAR(SS80)

Before画像

After画像

アッパーはガラスレザーに近い素材を使用しています。
アッパー部分はくすみが取れて、輝きを取り戻したように見えます。
ただ表面に凹凸があるソール部分の汚れはあまり消えていないようです。

Reebok Club C STOMPER

そして以前の記事でご紹介したこちらも、

Before画像

After画像

ほんとごめんなさい、画像だと全然違いが伝わらないですね。

主観ではありますが、実物は結構キレイになったんです。
こちらの素材は、ベルクロタイプのプレミアムレザーに近い素材感で、柔らかさと、少しシボがあります。

こちらもソールには凹凸があり、汚れはそれほど取れていません。

まとめ

今回は素材に違いがある5足のスニーカーを、時短&省エネで洗ってみました。
トータルかかった時間としては2時間ほどです。

そして、使用したフォーム洗剤の相性について少し分かりました。

・ガラスレザーのような表面に凹凸が無い、つるっとしたハリのある素材(革)については、しっかり汚れとくすみを取ってくれるので効果的。

・プレミアムレザーのような柔らかく、シボなどの凹凸があるような素材(革、ソール)の汚れを取るのにはあまり向いていない。

上記2点のような傾向があるようです。
柔らかい素材についても、もう少しゆっくりしっかり洗ってみれば、もっとキレイになったかもしれません。

もしこれから挑戦される方がいらっしゃいましたら、参考までにご覧頂ければと思います。

しかし「スニーカーが好きです」と言っておきながら、持っているスニーカーがあんなに汚れているというのは本当に恥ずべきことですね。
なので今回は「今までほったらかしててごめんなさい」という懺悔の気持ちを込めて洗ってみました。
画像ではあまり違いが分からなかったかもしれませんが、洗ってみた本人からすると、心なしか5足ともみんな輝きを取り戻したように見えます。

折角縁あって手に入れたスニーカーだから、少しは手間をかけて末永くおつきあいしていきたいものです。
スニーカーが本当に好きであれば当たり前のことですけどね。

最後まで読んで頂き、本当にありがとうございました!

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